楽器フェア2009レポート。いろんなトランペットを試奏してきました。

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楽器フェア2009 レポート 【後編】 ◆グローバル(XO、シルキー、ジュピター) ◆中島楽器(カドソン) ほか

>> 楽器フェア2009 レポート【前編】はこちら

グローバル・コーポレーション

グローバル・コーポレーション 楽器フェア 次にグローバル・コーポレーションのブースに行ってみます。
グローバルが取り扱うトランペット・メーカーは、シルキー、XO(エックスオー)、ジュピターです。(ジュピターは右写真のブースとは別に独立し、ジュピターだけのブースを構えていた。)
中に入ると今人気のXO(エックスオー)や、憧れのシルキーのトランペットがずらりと並んでいて、何から手にとってみればいいのか悩むほどです。




■ XO(エックスオー)

XO(エックスオー)トランペット
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まずXOトランペットを何本か吹かせてもらいました。
第一印象は、とにかく「よく鳴る」という感じです。低音域から高音域までまんべんなく、ひじょうにいい音で鳴ってくれるんです。こういう楽器は吹いててすごく気持ちがいいですね。XO人気の理由がよくわかります。
ただ、私の主観で言うならば、音が自分に伝わりすぎという感もあり、もう少し音が前に飛んでいく感じがほしかった。
鳴り方はクラシックよりもどちらかと言えばジャズに向いてるかなという印象を受けました。
ビッグバンドなら特に2ndトランペットあたりではこの楽器の威力を発揮するのではないでしょうか。
RVシリーズとSDシリーズを何種類かずつ吹かせてもらいまいましたが、楽器への振動の伝わり方が少し違うものの、音色自体はよく似ています。




■ シルキー

シルキー・トランペット
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さて次に、いよいよ楽しみにしていたシルキーの試奏です。
まずはゴールドプレートの「B5」を吹いてみました。正直言って、「あれっ?」という感じでした。XOを吹いた後だから余計にそう感じたのかもしれないが、響かない・・・と言うより柔らかい音色、丸い響きと言うべきか・・・マイルドな吹き心地。
これは単にゴールドプレートだからという単純な理由ではなく、これがシルキーの長い歴史によって確立されてきたシルキーの音色なのかもしれない。


そして次に「S32」を吹きました。
「B5」との違いは・・・ここでかっこつけずに正直に言いましょう・・・違いは全くわかりませんでした(^^;)。
楽器の微妙な違いや、その楽器の特徴などというものは、実際にしばらく使ってみてから少しずつわかってくることが多く、特に私のような楽器に対して鈍感な人にとっては、決して試奏に適しているとは言えないこの会場のような環境では、その場で微妙な違いを感じとることは難しかったです。


シルキーのトランペットは、以前から「上品な響き」という印象を持っていましたが、やはり今回もその印象はかわりませんでした。このシルキー独特の響き・音色は、クラシックからジャズまでどんなジャンルの音楽でも、演奏者の持っている音楽を十分に表現できるパフォーマンスを持っていると思います。




Schilke プレミアム トランペット B5-GP Premium
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グローバル・ブースの中央には特別製作されたシルキーのトランペットが展示されていました。
横に置かれたプレートには「Schilke プレミアム トランペット B5-GP Premium」と書かれれている。
金メッキされたベルには豪華な彫刻が施され、その彫刻された部分からはベル素材の純銀色が見えており、ひじょうに美しい。





楽器フェアは、各ブースで開かれるイベントを見るのも楽しみの一つです。
今回グローバル・ブースでは、ジャズ・ミュージシャンによるライブが行われました。
メンバーは、
鈴木明男(Sax、Fl)、木幡光邦(Tp、Flh)、NARGO(Tp)、北原雅彦(Tb)。
ジャズやボサノバなどのスタンダードな曲を演奏していました。



NARGO
NARGO(トランペット)
木幡光邦
木幡光邦(トランペット&フリューゲルホーン)


ジュピター (グローバル・コーポレーション)

ジュピター 楽器フェア 次にジュピター(JUPITER)のブースです。
グローバルの中でもジュピターだけは独立したブースを構えていてほとんど全ての種類の管楽器がずらりとならんでいた。
トランペット吹きにとってジュピターというと、以前はポケット・トランペットのイメージが強かったと思いますが、今は完全に総合管楽器メーカーと言えます。



ジュピター・トランペット
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今回、ジュピターのトランペットでぜひ試奏してみたかったのは、ジュピター・トランペットの中で一番低価格(定価\41790)の TR308L
XOやマルカート など、台湾製のトランペットが高い評価を受けているが、「それなら同じ台湾製ブランド、ジュピターの一番安いトランペットってどうなんだろう?」という、単純な理由でした。
そして・・・吹いてみてビックリ!すごくいいのです!
よく鳴り、音程もいい。そして吹奏感も大変心地よいのです。
この価格帯のトランペットは、「初心者用」や「練習用」などとよく言われますが、初心者はもちろんのこと、演奏者のレベルは関係なく、実践として十分使える楽器だと言えるでしょう。
また、これだけよく鳴る楽器であれば、ビッグバンドでも全く問題なく使えると思います。
では値段の高い楽器は何が違うのでしょう?・・・一番の違いはやはり「音色」が微妙に違います。そのメーカー独自の特徴を出し、そして個性が出てきます。低価格の楽器は音色よりもどちらかといえば、吹きやすい楽器に仕上がってますが、音色も実際には価格ほどの違いはないと言えるでしょう。




中島楽器(カドソン)

中島楽器 カドソン(Cadeson) 次は、カドソン(Cadeson)の輸入元である中島楽器のブースです。
カドソンも台湾のメーカーで、最近とくにサックスに定評があり話題になっているメーカーです。




中島楽器 カドソン(Cadeson) ブースでは、ジャズ・サックス奏者の大山日出男さんと佐藤達也さんのライブが一日に何度も行われていました。
マイナスワンに合わせてジャズのスタンダードを次から次へ演奏してましたが、この2人のプレイはとても素晴らしく、私はこの会場にいる間、4回ぐらい聴きに来てしまいました。



中島楽器 カドソン(Cadeson)トランペット
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カドソン・トランペットでは、TR-1000BSと、TR-2000RSを試奏させてもらいました。


まずTR-1000BS。(写真 前列1番左)
外観は写真でわかるように、つや消しの真鍮色。ダークな音が出るのかなと思ったら正反対で、明るい音色でよく響きよく鳴る。
正直なところちょっと響きすぎで、その響きが楽器から手にまで振動がビリビリと伝わってくる。
自分の音がよく聴こえる方がいいという人にはおすすめです。


次にTR-2000RS。(写真 前列右から3番目)
これはいいですね。吹き心地や音色もかなり良かったのでしばらくバラバラ吹いていたらふと気付きました・・・吹き心地や音色がバック・トランペットの標準、180シリーズにそっくりなのです。それを中島楽器のスタッフに伝えると、「そうなんです。」と言い、バックのトランペットを意識して作られたというようなことをおっしゃってました。
この楽器ならクラシックからジャズまでどんなジャンルの音楽でも、高いレベルの演奏を可能にすることと思います。



その他のブース

試奏はしなかったが写真だけ撮ってきたブースをいくつか紹介します。

■ ヤマハミュージックトレーディング

ストンビ(Stomvi)の総輸入発売元のヤマハミュージックトレーディングのブース。
右の写真はストンビのトランペット。

ヤマハミュージックトレーディング ストンビ(Stomvi)トランペット
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■ 黒澤楽器店

黒澤楽器店のブースの一角に管楽器が展示されていた。
トランペットはキャノンボール(Cannonball)とカンスタル(Kanstul)。

黒澤楽器店 トランペット キャノンボール(Cannonball)&カンスタル(Kanstul)
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■ セレクトインターナショナル

楽器のほか、マウスピースやミュート、その他アクセサリーなどの輸入・販売しているセレクトインターナショナル。
右の写真はトランペット奏者、関山幸弘氏が使用していることで有名なBSCのトランペット。

セレクトインターナショナル BSCトランペット
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