1日吹かなかっただけでスランプに!スランプから抜け出す方法 その2!

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1日吹かなかっただけでスランプに! 〜 スランプからの脱出法 その2 〜

<関連ページ>
「スランプからの脱出法」
「ミュートを使って調子を取り戻す!〜脱出法 その3〜」



前回の「スランプからの脱出法」をアップしたあとすぐに、ある高校生からメールをいただきました。
自分のスランプは「スランプからの脱出法」に書かれているものと違うとのことでした。
それは、
「毎日練習することが習慣となっていて、たった1日吹かなかっただけで、次の日にアンブシュアを忘れてしまったかのように吹けなくなってしまった」
とのことでした。そして、この場合の対処法を教えてほしいという要望をいただきました。
私はいただいたメールを読み、全く同じ状況をイヤというほど経験したことを思い出しました。


私は高校時代、毎日欠かさず3〜4時間みっちり練習していました。お正月もありません。もちろん夏休みもありません。修学旅行も行きませんでした。1日でも練習を休んでしまうと元の状態に戻るまで2〜3日かかってしまうからです。
ですので、この高校生の気持ちが痛いほどよくわかります。


さて、この場合どうすればよいのでしょうか?
私がお答えした内容をここで紹介します。


高校生ということから想像して、トランペットを始めてから数年といったところでしょう。もしかしたら数ヶ月かもしれません。
この頃の自分のトランペットの演奏レベルというのは、毎日吹いているからこそのレベルなのです。毎日吹いている中の1日だけを取り出して、その人のレベルを見たとしても、その演奏レベルは昨日の練習あっての今日のレベルなのです。
つまり、毎日練習している人の場合、「昨日の練習は、今日のためのウォーミングアップにもなっている」ということです。
トランペットを始めてまだ間もない人は、1日吹かないだけで、柔らかくなった唇も元の硬さに戻ってしまいます。さらに、マウスピースを当てたときの唇の感触も少しずつ忘れてしまいます。
したがって、もし昨日練習していなければ、前回の練習から丸2日経った今日最初にトランペットを吹くときは、いつもの感覚と違うのは当たり前のことなのかもしれません。
ではこの時どうすればいいのでしょう。


それは、前回の記事「スランプからの脱出法」に書いた対処方法と同じではないかと考えます。


トランペットを吹くことは、スポーツと似ていて、しばらく動かしていなかった筋肉は、いつもより軽めの準備運動から少しずつ時間をかけて、身体を慣らしていく必要があります。これをトランペットに当てはめるならば、一番楽に音が出る音域で、小さい音で、いつもより時間をかけてウォーミングアップしていくということです。
練習を始めるとき、マウスピースを当てる位置がしっくりこなかったり、いつものアンブシュアが思い出せなかったりしても焦ってはいけません。なるべく口の周りに力を入れず、一番唇が振動する「状態」を探しましょう。運が良ければ、今までよりも良いアンブシュアが見つかるかもしれません。そして、徐々に音量を上げ、音域を広げていきましょう。いつもの音を出そうとして、無理やりアンブシュアを操作したり、押し付けたりすることは逆効果で、さらにスランプにはまっていってしまいます。


トランペットを始めてからの数年間というのは、未熟だからこそ急速な勢いで上達していきます。そして、理想の姿をイメージし、考え、試行錯誤していくことで、さらに上達する速さは増すでしょう。
「上達する」ということは、身体のどこかが少なからず「変化する」ということで、早く上達すれば、その分短期間の内にたくさん変化していくわけです。
このように短期間にたくさんの変化を続けていく時期は、奏法が不安定な時期でもあるわけです。
上達していく過程において、ちょっとしたことがきっかけで調子が悪い日も当然あるわけで、そんな日は、いつもなら無意識にとっている行動も、意識して見直すときでもあり、上達するための必要なプロセスなのかもしれません。
調子の悪い日は、焦ったり、落ち込んだりせず、逆に「チャンスかも!」と気持ちを入れ替え、ヒントをつかんでほしいと思います。


<関連ページ>
「スランプからの脱出法」
「ミュートを使って調子を取り戻す!〜脱出法 その3〜」


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