お金をかけずにトランペットのライト チューンナップ!

トランペット関連情報

スポンサードリンク

お金をかけずにチューンナップ

チューンナップと言うと少し大げさかもしれませんが、ちょっとした工夫で吹きやすくなることがあります。
そのいくつかの例を紹介しましょう。



チューニングスライドを逆向きに差す

昔、クラシックのトランペット奏者(確かエドワード・タール(Edward Tarr)だったと思う)のレコードジャケットに、その本人がトランペットを吹いている写真が載っていたのですが、そのトランペットのチューニングスライドが逆向きに差してあったのです。
当時聞いた話によると、そのレコードジャケットが話題となり、チューニングスライドを逆向きに差すのが流行したそうです。


チューニングスライドを逆向きに差すと、ツバ抜きの位置が変わります。ツバ抜きは、ツバを抜く穴の部分が管の内面の「くぼみ」となっており、チューニングスライドを逆向きに差すことにより、この「くぼみ」の位置が変わり、息の流れに変化が生じます。また、ツバ抜き自体が重りにもなっているため、この重りの位置の変化でも音に影響します。
ただし、これは一度試してみる価値はあると思いますが、音色や吹奏感が良くなるとは限らず、悪くなることも十分考えられます。
通常の状態を前提に設計されているわけですから・・・。


もう一つの方法は、2番スライドを逆向きに差すという方法です。
このちょっとした違いでも意外に音の響きや感触が変わります。



支柱を1本取り外す

支柱が2本付いているタイプのトランペットの場合、どちらか1本を外してしまう、ちょっと勇気のいる方法があります。
この方法は、失敗だったからといって簡単に元に戻せないので、あまりおすすめしません。
ちなみにバックの場合、1本外すならピストン側を外す人が多いようです。
私の場合もやはりピストン側を外しましたが、音に響きが出て外して正解でした。

バック トランペット チューニングスライド 左の写真はバック トランペットのチューニングスライドを逆に差した状態です。
上と下の管の長さが違うので奥までは入りませんでした。また、当然のことですがリバースタイプは逆に差すことはできません。
私の場合、バンドの練習のときにこの状態で何曲か試してみましたが、通常の状態の方が吹き心地が良かったです。それと何よりツバを抜くときがすごく不便でした。そして、支柱はピストン側を1本取り外しました。

余談ですが、ジャズ・トランペッターのフレディ・ハバードが使っていたトランペット(カリキオ)は、ツバ抜きがついていませんでしたね。
YTR-83 第2スライド 左の写真は2番スライドを逆向きに差したところです。
これも通称「カニ目」と呼ばれているポッチの位置が変わることで、音色や吹奏感が変わります。
変化の度合いは楽器によってさまざまですが、一度試してみる価値はあります。


ピストンのボトムキャップをゆるめにしめる

ビッグバンドなど、大音量で演奏することの多い環境では、自分の音が聴こえづらくなり、つい吹きすぎてしまってすぐにバテてしまったという経験をした人も多いのではないでしょうか。
そこで、ほんの少しですが自分の音を感じやすくする方法として、ピストンのボトムキャップをゆるめにしめるという秘策があります。
これは、最近流行り(?)のヘビータイプのトランペットと逆の発想で、楽器をより振動させ自分に音を感じさせるという効果があります。またそれだけではなく、実際にベルから前に出て行く音色も若干変わります。
ボトムキャップは3ヶ所あるので、いろいろ試してみるといいでしょう。私が試してみたところ、3番ピストンのボトムキャップだけをゆるめにしめたときが一番バランスが良かったです。一番良くなかったのは、3個全部をゆるめにした状態でした。まとまりがなく、音に芯がなくなってしまいました。
この方法を応用してほかにもトップキャップ(ピストンを抜くときに外す上のキャップ)や、3番スライドのストッパー、ツバ抜きを留めているネジなど、ゆるめにしめたり、逆に強めにしめたりいろいろ試してみると何か発見があるかもしれません。
ただし、効果があるからといってあまりゆるくしていると、演奏中にゆるんでパーツを紛失してしまうので気をつけましょう。


スポンサードリンク



トランペット 吹き方 トランペット情報ネット HOMEへ

広告


スポンサードリンク

Copyright (C) 2009-2010, トランペット情報ネット All Rights Reserved.